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食品宅配サービスのオイシックスが「ディーン&デルーカ」のウェルカムを持分法適用関連会社化

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食品宅配サービスの「おいしっくす(Oisix)」や「らでぃっしゅぼーや」を手がけるオイシックス・ラ・大地(以下、オイシックス)は21日、「ディーン&デルーカ(DEAN&DELUCA)」を運営するウェルカム(東京都渋谷区、横川正紀社長)の株式18.03%を11億円で取得し、持分法適用関連会社化したと発表した。

 ウェルカム社は02年創業。2018年6月期の売上高は46億円、EBITDA(減価償却前利益)は2億8500万円、純資産は25億5400万円だった(決算期変更により、4カ月分の実績。19年6月期は売上高145億円を予想)。オイシックスは同社と13年に2.05%の株式を取得する資本・業務提携契約を締結し、「ディーン&デルーカ オンラインストア」におけるマーケティング支援や、オイシックスのEC「Oi チカ」における「ディーン&デルーカ」ブランド商品の販売などの業務提携を行ってきた。

 オイシックスは、手間を掛けずに手作りの食事を楽しめるミールキットの需要拡大に対応し、18年2月にらでぃっしゅぼーや社を子会社化し、同年10月には合併により経営統合した。2019年3月期の業績予想は売上高640億円、営業利益22億円と、前期の売上高 400 億円、営業利益9 億円から大幅な成長を見込む。

 今後は事業提携をさらに深め、ウェブチャネルにおけるマーケティング支援や商品の共同開発といった従来の取り組みをさらに強化するほか、物流改革プロジェクトの立ち上げなど、更なるシナジー創出を目指す。

「オフ-ホワイト」が19-20年秋冬メンズのランウエイで新作スニーカー“ODSY-1000”を披露 パリで17日から販売開始

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パリ・ファッション・ウイークの2日目にあたる1月16日、ヴァージル・アブロー(Virgil Abloh)が手掛ける「オフ-ホワイト c/o ヴァージル アブロー(OFF-WHITE c/o VIRGIL ABLOH以下、オフ-ホワイト)」は、“PUBLIC TELEVISION”と題した2019-20年秋冬メンズ・コレクションのランウエイで新作スニーカー“ODSY-1000”を披露した。

“ODSY-1000”は先日、ランウエイに先駆けてヴァージルが自身のインスタグラムで公開。これまでヴァージルが生み出してきたどのスニーカーとも似ても似つかぬシルエットから、ファンの間では話題となっていたスニーカーだ。

スエードやプラスチックなど、さまざまな素材を用いたカラフルなカラーリングのアッパーには、サイドから中心にかけてクロスアローロゴがうねるように伸び、ブランドを代表するアイテム“インダストリアルベルト(INDUSTRIAL BELT)”を模したプルストラップがヒールにあしらわれるなど、これまでよりも「オフ-ホワイト」らしさが色濃いデザインとなっているが、なんといっても特徴はソールだろう。スタッズのような突起が無数に付いたアウトソールと、アッパーを覆うほどの分厚いラバー製のミッドソールは、これまでのチャンキースニーカーとは一線を画す仕上がりになっている。

ランウエイでは“ODSY-1000”に加え、シンプルな見た目のローテクスニーカー“ヴァルカナイズド(VULCANIZED)”とミッドソールに“1.0”の文字がプリントされた“2.0”の新作、ラッパーのセオフィラス・ロンドン(Theophilus London)がデザインしたシグネチャーモデルのブーツ“ライフズ ワーク(LIFES WORK)”なども披露。“ODSY-1000”と“ヴァルカナイズド”と“2.0”の3モデルは、17日から29日までパリの五つ星ホテル「オテル・コスト(HotelCostes)」にオープンするフラワーショップがモチーフのポップアップショップ「FLORAL SHOP」で限定販売される。

なおランウエイには、ヒップホップトリオ、ミーゴス(Migos)のオフセット(Offset)と、「ルイ・ヴィトン(LOUIS VUITTON)」2019年春夏メンズコレでも歩いたラッパーのプレイボーイ・カルティ(Playboi Carti)がモデルとして登場した。